転職を成功させる面接テクニック

転職

転職活動を進める中で避けて通れないのが面接です。

転職活動だけでなく就職活動でもそうですが、面接すればするほどバンバン内定を取れる人がいる一方で、何回面接しても毎回落ちてしまう方がいます。

この記事では、面接が苦手な方に、どういった点を注意すれば面接を通過する確率が上がるのか、をお伝えできればと思います。

「最低限これが言えればOK」を決める

面接の準備で最も重要なのが「最低限これが言えればOK」を決めることです。

想定できる全ての質問に対して回答を準備することはもちろん重要ですが、その記憶が全てあいまいな状態で面接に臨むと、

王道の質問さえも回答が微妙な感じになってしまい、

面接の中で「あっ、うまく回答できてない…」という焦りにつながり、悪循環が生じます。

ですので、最低限これが言えればOKという質問を3〜4つ決め、少なくともそれらについては自分の言葉で語れるように準備する、という風に決めておくと、面接の中でポジティブな流れを作ることができます。

どの質問にするかは人それぞれ異なるで全然OKですが、選択に迷うようでしたら、

  • 自己紹介
  • 転職理由
  • その会社を志望した理由

の3つを言えればOK、と決めて面接に臨まれることをおすすめします。

難しいことを言おうとしない

私は現場のリーダーとして転職の面接を担当していますが、

回答がしどろもどろになってしまったり、質問に対する回答として矛盾している、といったケースに遭遇することが多々あります。

例えば、

「あなたの強みはなんですか?」

と質問しているのに、

「私は〇〇を経験してきました。その中で△△という業務を担当し…」

と語っているうちに、最終的に、

「□□が重要だということを学びました。」

という結論で話が着地してしまう、といった感じです。

こういった問題を解決する方法はいくつかありますが、一番大切なのは、

難しいことを言おうとしない です。

面接官は難しい言葉で説明された回答を求めていません。

むしろ、分かりやすい簡単な言葉で、シンプルに語ってほしいと思っていますし、

それができるということは優秀なんだな、とさえ感じます。

面接中に「自分が何を言っているのか分からなくなってしまう」という方は、

「難しいことを言おうとしない」ということを意識してみてください。

経験がないこと・知らないことは正直に「ありません」という

面接の中で、

「〇〇の経験はありますか?」「△△について知っていますか?」

と聞かれ、それらの経験・知識がない場合、

「経験・知識はないけど、これを回答できないと採用してもらえないよな…」

という考えが頭をよぎり、

経験・知識ないけど、あるように見えるように回答しよう として、しどろもどろになってしまう方がいます。

このような場合は、

  • 経験・知識は現時点でありません。
  • しかし、これから勉強して経験・知識を身につけます。

と、言いましょう。

面接官は今持っているスキル・経歴を見ているのは確かですが、

入社後も自ら勉強し成長していけるか

という点もチェックしていて、今までの経歴よりむしろそちらのほうを重要視している人も多いと思いますので、知らないことは知らない、と正直に話しましょう。

面接官は自分の上司、一緒に働きたいかこちらが判断しているぐらいの気持ちで

面接は自分の経験やスキルを話して、面接官に評価してもらう場であることは間違いありませんが、

一方で、「面接を受ける側が面接官を評価する場」でもあります。

一次面接では人事部の採用担当者が面接を行なうケースが多いですが、二次面接以降は現場のリーダーやマネージャー、課長・部長が実施します。

すなわち、目の前にいる面接官は、これから一緒に働く上司・同僚 ですので、面接では自分をアピールするのと同時に、

この人と一緒に働きたいかどうか

をこちらが判断しているぐらいの気持ちで臨むと、緊張せずリラックスできるかと思います。

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